テスタロッサ変遷歴史

1984年10月2日パリはシャンゼリゼのクラブ・リドで実に華やかな演出の中で衝撃的なデビューを飾ざり
数日後にはパリサロン (Mondial de l'Automobile) でフェラーリとピニンファリーナのブースで一般にお披露目
されて以来1996年まで 512TR〜F512M と2回の脱皮を重ねながらスーパーカーの頂点に君臨し続けた
テスタロッサ!残念ながら12年間も続いたストラダーレ・テスタロッサのプロジェクト、フェラーリ伝統の
フラッグシップたる12気筒ミドシップ(リアミドシップ・Mid-RiaEngine)の歴史は終焉を迎えることになりました・・・!
時代の変遷と共に進化すれどキープコンセプトで何と12年間!これぞまさしく名車中の名車!の証しです!
何時の日かまた再び不死鳥の様に華々しく復活することを願いながら・・・


testarossa 

512TR

F512M



{1984-1992}{7177productions}



 








{1992-1994}{2261productions}







                 
  ・・・素晴しい512−TRの全てが御覧になれます!音声付です!          右は極めて珍しいシルバーのUSA仕様の512−TRです!
動画は少し重いのが何といっても難点です・・ご辛抱ください!   Please endure "Animation" though a little heavy is a fault.

1992年1月のデトロイト・ショーでテスタロッサの後継車としてデビュー! F113Aより発展したF113D型エンジンは
ボッシュ・モトロニックM2.7により圧縮比は10.0:1に高められ最高出力は428PSを発生!
外観からはテスタロッサのマイナーチェンジのように見えるが、リアフレームの一体化によりボディ剛性は大幅に
高められ、エンジンのマウント位置が6cm低く低重心化が施され、総重量は40kgも軽減されている。
USA仕様のモデルは、前後フェンダーのサイドマーカーがその外観上の特徴となっている。 

The Official Book (Ferrari 1947-1997)によれば・・「ひときは優れた車である。
テスタロッサを超えるべく技術者たちが全力を尽くした結果、この512-TRには際立った
スタイリングとパフォーマンスが与えられ、見事にその目標を達成した。」・・とあります。




{1994-1996}{501productions}











12年間もの長きに渡り基本的な設計が継続されたモデルは希少でポルシェ911(type930)と共に
名車の誉れの高さをその歴史が圧倒的に証明しています!
テスタロッサ!・・・ワイド&ローのボディーに一種独特の雰囲気と圧倒感をもたらす・・・
ミッドシップならではのあのチーズスライサーと呼ばれたサイドスリットなど
今もってスーパーカーらしいオーラと万人をも思わず振り返らせる飛びっきりの雰囲気をかもし出します・・・
やはりフェラーリはなんたってロッソコルサ・ネロミドシップ12気筒・・・リアミドシップ・Mid-RiaEngineですよね!

・・・そしてそのなかでも白眉中の白眉は何といっても 512−TR でしょう!
性能 デザインの両方から比較すれば歴然です?性能的には最終型のF512Mに少々分のあるのは当然
ですが初対面の誰もが思わず!えっ?・・・ファニーフェイス?な取ってつけたようなバランスの悪いフロント、
リアのデザインは SUPERCAR&CLASSICS-24の100ページに記載のあるテスタロッサ原点のデザイン
スケッチをしたエマヌエーレ 二コジア氏へのインタビューでも明らかです!

…・・・・テスタロッサ・データ 

 テスタロッサ文献一覧
Matsuda Collection